管理に注目が集まるようになったのは、1970年代後半のこと。大量に生産されたマンションに住人が住み始めてさまざまな問題が発生したからです。1982年には、居住者間のトラブルを防ぐために、当時の建設省(現国土交通省)が管理規約)の先駆けとなる「中高層共同住宅標準管理規約」を作成しました。管理の面からいうと、「大量生産時代」のマンションは標準管理規約ができる前に建てられています。ですから、この時代のマンションを買う場合は、管理規約が標準管理規約にならって改正されているかなど、内容を十分にチェックする必要がありそうです。この標準管理規約が、時代のニーズを受けて改定されたのが、1997年。「長期修繕計画」の策定や「リフォーム工事の手続き」の規定の整備などが加えられたほか、団地を一体管理する「団地型」と店舗と住宅が混在する「複合用途型」の雛形も追加されました。