トヨタは、07年を国内販売巻き返しの“勝負の年”と位置づけていた。東京モーターショーが開かれ、車にまつわる話題が増える。ホンダの「フィット」やマツダ「デミオ」など他メーカーの人気車の投入もある。停滞気味の市場が活性化する好機と読んで、トヨタは新型車の大量投人に踏み切った。5月「レクサスLSハイブリッド」6月「プレミオ」「アリオン」「ノア」「ヴォクシー」7月「イスト」8月「ヴァンガード」9月「ランドクルーザー」「マークXジオ」10月「カローラフルミオン」12月レクサス「TISF」「レクサス」ブランドを含む5系列の販売店を持つトヨタにとっても、毎月の新型車投入は異例だった。
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6月には、創業家出身で、近い将来の社長就任が有力視される副社長が国内営業担当に就任。強い求心力を持つ豊田家の旗のもと、新型車の投入効果が反映される7月以降、毎月前年実績超えを目指す「J100作戦」を展開した。